中小企業サイトで必見!重要アクセス指標

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こんにちは!
今回は、中小企業サイトのアクセス分析についてです。ホームページのアクセス分析は、Google Analyticsのような無料のツールを使うのが一般的ですが、項目やその内容がわかりにくいですよね。
これだけおさえておけば良い基本の指標について簡単にお伝えします。

1. 訪問者数(セッション)

サイトに訪れた回数です。月間や週単位で見ていきます。主に、どこから来た人のアクセス回数が増えたか減ったかを観察します。

ポイント: 訪問者数の増減は、マーケティング施策の効果を測る基本的な指標です。

2. ユニークユーザー数

重複を除いた一意の訪問者数です。新規ユーザーとリピーターの比率を確認するのに役立ちます。

ポイント: 新規ユーザーの増加は認知度向上、リピーターの増加は顧客の忠誠度を示します。

3. ページビュー数

サイト内で見られたページの回数です。どのページが多く見られているかを把握するのに有用です。

ポイント: 人気ページを分析し、コンテンツ改善に役立てます。

4. 平均ページ滞在時間

訪問者が、サイトにどれくらいの時間滞在しているかの平均時間です。

ポイント: 滞在時間が長いほど、コンテンツが有用である可能性が高いです。

5. 直帰率

訪問者が最初のページだけを見てサイトを離れる割合です。後述のエンゲージメント率と真逆の数字です。

ポイント: 直帰率が高い場合、ランディングページの改善が必要です。

6. コンバージョン率(転換率)

サイト上で設定した目標(例: 購入、問い合わせ、資料請求)を達成した訪問者の割合です。

ポイント: コンバージョン率の向上は、ビジネスの成果に直結します。

7. エンゲージメント

訪問者がサイト内でどれだけ積極的に行動しているかを示します。ページビュー、滞在時間、クリック数などを総合して測定します。

ポイント: エンゲージメントが高いほど、訪問者がサイトに興味を持っていることを示します。

8. トラフィックソース

訪問者がどの経路からサイトに来たか(例: 検索エンジン、SNS、リファラル1、ダイレクト2)を示します。

ポイント: 効果的なマーケティングチャネルを特定し、資源配分の最適化に役立ちます。

トラフィックソースには以下のような”チャネル”グループ名があらかじめ設定されています。

ダイレクト(Direct)

ユーザーがウェブサイトのURLを直接入力するか、ブックマークからアクセスすることで発生するトラフィックです。
例: ブラウザのアドレスバーに「www.example.com」と入力する、ブックマークから訪問する。

オーガニックサーチ(Organic Search)

検索エンジン(Google、Bingなど)からの自然検索結果を通じてサイトに訪れるトラフィックです。広告ではない検索結果からの訪問を指します。
例: Googleで「中小企業のデジタルマーケティング」と検索し、検索結果に表示されたサイトをクリックする。

リファラル(Referral)

説明: 他のウェブサイトにあるリンクを通じて訪れるトラフィックです。外部サイトからのリンクが訪問のきっかけとなります。
例: 他のブログやニュースサイトに掲載されたリンクをクリックして自分のサイトに訪問する。

E-mail

メールに含まれるリンクをクリックして訪れるトラフィックです。ニュースレターやプロモーションメールなどがこれに該当します。
例: 会社のメールマガジンに掲載されたリンクをクリックしてサイトにアクセスする。

オーガニックソーシャル(Organic Social)

ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、Instagramなど)での自然な投稿やシェアを通じて訪れるトラフィックです。広告ではない投稿からの訪問を指します。
例: Facebookの友人がシェアした投稿のリンクをクリックしてサイトに訪問する。

まとめ

これらの指標=KPI3を定期的にモニタリングし、適切な対策を講じることで、サイトのパフォーマンスを向上させることができます。特に中小企業では、リソースが限られているため、効果的な指標を選び、継続的に改善していくことが重要です。

ムララボは、Google Analyticsで会社サイトのデータをより詳しく分析します。詳しくは、下記よりお問合せください。

  1. リファラル(Referral)とは、他のウェブサイトやリンクを通じて自分のサイトに訪れたトラフィックのことです。具体的には、別のサイトにあるリンクをクリックして自分のサイトに訪れた訪問者を指します。
    例えば、他のブログやニュースサイト、パートナー企業のサイトに掲載されたリンクを通じて自分のサイトに訪れる人たちがリファラルトラフィックになります。この情報を分析することで、どの外部サイトからの訪問者が多いか、どのリンクが効果的かを把握することができます。 ↩︎
  2. ダイレクト(Direct)とは、ユーザーがウェブサイトのURLを直接入力するか、ブックマークからアクセスすることで発生するトラフィックのことです。具体的には、ブラウザのアドレスバーにサイトのURLを入力したり、保存しているブックマークから訪問したりする場合がこれに該当します。
    また、メールやメッセンジャーアプリなど、リンク元の情報が正確に記録されない場合も、ダイレクトトラフィックとして分類されることがあります。ダイレクトトラフィックは、サイトの認知度やリピーターの数を測る一つの指標となります。
    ウェブ解析ツールを使うと、このダイレクトトラフィックの割合を確認でき、他のトラフィックソースと比較してユーザーの行動パターンを理解するのに役立ちます。 ↩︎
  3. KPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)とは、企業やプロジェクトの目標達成度を評価するための具体的な指標のことです。KPIは、特定の目的に対する進捗や成果を測定し、組織のパフォーマンスを客観的に評価するために使用されます。 ↩︎